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近畿日本ツーリスト、地域活性化のクラウドファンディングで武蔵野銀行・朝日新聞社と連携

近畿日本ツーリスト首都圏は、武蔵野銀行と朝日新聞社の3者で、クラウドファンディング事業での提携契約を締結した。

これまでも同社は朝日新聞社との提携で、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」内に、「旅」と「地域活性」をテーマにした「ミライトラベル」を展開。新しい旅の実現や地域活性を目指すプロジェクトを紹介してきた。

今回、地元に密着する地方銀行の武蔵野銀行が加わることで、埼玉県内に潜在する地域情報の収集や提案力の強みを発揮し、地域に根差したプロジェクトを発掘。クラウドファンディングによる支援によって、さらなる地域活性化の促進が期待できるとする。

連携後の第1弾では、武蔵ワイナリーによるプロジェクト「地域の林業を守り、木桶文化を守り、日本らしい日本ワインを作りたい!」を掲載。ワイン醸造で一般的な輸入品のフレンチオーク樽ではなく、日本酒で使用されてきた木桶で日本らしい日本ワイン醸造を目指す取り組みで、目標金額は200万円。木桶には、埼玉県産の杉を使用する。クラウドファンディングの実施期間は11月29日まで。