トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

KNT-CTホールディングス、業績予想を上方修正、GW10連休の個人旅行が好調で

近畿日本ツーリスト各事業会社やクラブツーリズムを傘下に置くKNT-CTホールディングスは、2020年3月期の第2四半期累計期間(2019年4月1日~9月30日)と、通期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想について、上方修正を行なった。

売上高はそれぞれ横ばいだが、営業利益、経常利益、純利益とも前回発表値から大幅に増加。特に第2四半期累計期間では、営業利益は前回予想値の23億円から43.5%増の33億円、前期実績比で利益幅が116.1%増と2倍に拡大した。このほか、経常利益、純利益は前回予想値から4割弱の増加となっている。

KNT-CTホールディングスは今回の業績予想の修正理由について、第2四半期累計期間のゴールデンウィークの個人旅行商品が、国内旅行・海外旅行ともに取扱が好調で、各種利益が当初予想を上回る見込みになったと説明。これを反映し、通期の業績予想についても上方修正を行なったという。業績予想の修正値は以下の通り。

KNT-CTホールディングス 連結業績予想の修正