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【年頭所感】ヤフー執行役員 津留崎耕平氏 ― 宿泊施設に送客最大化、決済「PayPay」を最大限に活用へ

ヤフーでトラベル事業を含むコマース部門を統括する執行役員 コマースカンパニーO2O 統括本部長の津留崎耕平氏が、2020年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

津留崎氏は2020年も「Yahoo!トラベル」「一休.com」を通じた宿泊施設への送客最大化に邁進していくとの意思を表明。「Yahoo!プレミアム」会員やソフトバンクのスマホユーザーへのポイント付与、クーポン配布、限定プランといった優遇施策のほか、「PayPay」を最大限に活用していく方針も示している。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2020年 年頭所感

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、「Yahoo!トラベル」ならびに「一休.com」ともに宿泊施設様からの多大なるご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

本年も国内最大級の集客力を持つ「Yahoo! JAPAN」や、登録ユーザー数が2,000万人を突破した「PayPay」を最大限に活用し、「Yahoo!トラベル」、「一休.com」を通じた宿泊施設様への送客の最大化に邁進してまいります。

加えて、「Yahoo!プレミアム」会員やソフトバンクのスマホユーザーへのポイント付与、クーポンの配布、限定プランの提供といった優遇施策についても、引き続き行っていく予定です。

また、2018年12月にジャルパック様、ANAセールス様と共同開発したダイナミックパッケージ「ヤフーパック」は、リリースより一年が経過しましたが、宿泊施設様のご協力もあり利用者数は順調に推移しております。こちらも引き続き販売を強化してまいります。

さて、昨年10月の消費増税と同時に経済産業省が開始した「キャッシュレス・消費者還元事業」の影響もあり、ここ日本においてもキャッシュレスの機運が高まりつつあります。「Yahoo!トラベル」におきましても、予約時のオンライン決済手段に、従来のクレジットカードに加えて、「PayPay」による決済を可能にし、還元を優遇するなどユーザーの期待に応えてまいりました。

今後もヤフーグループはユーザーの利便性を高め、宿泊施設様と一体になりながら国内旅行・宿泊市場をますます活性化させていきたいと考えております。

本年も皆様のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

ヤフー株式会社


執行役員 コマースカンパニーO2O統括本部長
津留崎耕平