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【年頭所感】ANAセールス代表取締役社長 宮川純一郎氏 ―ANAトラベラーズ創業年、羽田路線や料金変動型など新商品開発・導入を積極化

ANAセールス代表取締役社長の宮川純一郎氏が、2020年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

同社は昨年、「旅×イノベーション」をテーマとして、ツアーマイルや「ANAシェア旅」などの新サービスで新たな価値の創造・提供を推進。2020年は東京五輪や5Gの本格運用、またANAグループにおける羽田国際線拡張など、大きなエポックの年になるとし、ANAの旅行ブランド「ANAトラベラーズ」の本格的な創業年と位置付けて、旅行者に寄り添った新しい価値ある旅づくりに挑戦するとしている。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2020年 年頭所感 -ANAトラベラーズ創業年

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は新天皇陛下のご即位と令和改元、GW10連休やW杯ラグビーの盛り上がりなど明るい話題に恵まれましたが、その一方で大型台風や河川の氾濫、世界文化遺産であるパリ・ノートルダム大聖堂や沖縄・首里城の火災など、多くの災害に見舞われた1年でもありました。被害に遭われたみなさまには心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて、2019年は、ANAの旅のブランド「ANAトラベラーズ」が誕生して1周年を迎えたのを機に、「期待を超える旅体験をお客様一人ひとりと共に紡ぐ」というブランドコンセプトのもと、”旅 X イノベーション”をテーマとして、ツアーマイルの導入やハワイアプリ「A-NAvi」、「手ぶら旅行サービス」「ANAシェア旅」といった新サービスを続々と開始し、新たな価値の創造・提供につとめてまいりました。

2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催や5Gの本格運用に伴う技術革新、またANAグループにおいては羽田国際線ネットワークの更なる拡充など大きなエポックの年となります。そのような環境下、羽田発の新規就航路線を利用した商品の展開や、ANAウェブサイトだけでなく旅行会社店頭でも購入できる「ダイナミックプライシング型旅行商品」の投入など、新たな商品やサービスの開発・導入に積極的に取り組んでまいります。

最後になりますが、私どもは本年を「ANAトラベラーズ」の本格的な創業年と位置づけ、これまでANAグループとして培ってきた「安心と信頼の品質」に更に磨きをかけ、お客様に寄り添った新しい価値ある旅づくりに挑戦してまいりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

ANAセールス株式会社

代表取締役社長 宮川純一郎