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政府、中国・武漢市からの帰国者滞在を「勝浦ホテル三日月」に要請、宿泊料は政府負担

新型コロナウィルス肺炎が拡大する中、千葉県「勝浦ホテル三日月」が中国・武漢市から帰国した邦人を受け入れている。内閣官房が千葉県と勝浦市の了承を得て実現したもの。東京都内の病院で検査を受けた後、症状がみられない帰国者を日本政府がホテルまで移送している。

2020年1月29日付で、政府がホテルに対して送付した要請文によると、宿泊料は日本政府が負担。また、ホテルに対して、今後の風評被害が広がらないよう最大限の配慮や、信用問題や経営リスクに対する損害賠償責任が生じた際は保障の協議に応じることを記している。

ホテル側では、「様々な困難があることも予想されましたが、当社は、同じ日本人として、帰国者のために、政府の要請に応える決断をしました」とコメントを発表。また、宿泊を予定していた客に対してはグループ内の「鴨川ホテル三日月」「竜宮城スパホテル三日月」への振り替え宿泊を案内している。