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国連世界観光機関とWHOの両トップが会談、新型コロナ対策で連携強化、国際協力と責任あるリーダーシップを

国連世界観光機関(UNWTO)のスラブ・ポロリカシュヴィリ事務局長と世界保険機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が会談し、両機関が協力して新型コロナウイルス(COVID-19)に対応していくことを確認した。

両者は、国際的な協力と責任あるリーダーシップを取ることが重要であるとの認識で一致。COVID-19の感染拡大を最小限に抑えるためには、観光産業と旅行者一人一人の団結と責任が必要としたうえで、観光産業は、COVID-19を封じ込め、将来の回復に向けた対応で重要な役割を果たしていくことでも認識を共有した。

また、両者はCOVID-19への対応は、最新の公衆衛生情報に基づき、あるいはそれらに呼応する形で取ることも確認した。UNWTOポロリカシュヴィリ事務局長は、「観光産業は社会のさまざまな部分に関わっているため、国境を超えて、具体的な行動と協力、団結を進めていく必要がある」と発言した。

UNWTOとWHOは、今後も世界に対して、デマやパニックを避けるために、証拠に基づいた責任ある情報発信を続けていくほか、UNWTO加盟国と連携し、COVID-19対応を進めていく。さらに、UNWTOは、他の国連機関、国際民間航空機関(ICAO)、国際海事機関(IMO)、国際航空運送協会(IATA)などともに緊密に連携していく。