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SQUEEZE、不動産開発の日本エスコンなどから第三者割当増資、総額9億円を調達

スマートホテル事業やホテル運営支援を行うSQUEEZE は、クラウド型ホテル運営ソリューション事業の強化を目的に総額9億円の第三者割当増資を実施した。引受先は、日本エスコン、日本ユニシスのCVCであるキャナルベンチャーズ、FFGベンチャービジネスパートナーズ。2020年3月27日に株主間契約を締結した。

クラウド型ホテル運営ソリューションとは、ICTおよびクラウドワーカーを活用して省人化された宿泊施設の運営ノウハウを、機能ごとに分解(アンバンドル)して宿泊施設に提供し、宿泊業界の大きな課題である重い固定費を変動費化することで、損益分岐点を下げGOP(営業粗利益)の大幅な向上を見込める宿泊施設運営を可能にするサービス。

日本エスコンは、不動産開発事業を軸として、都市や地方の再開発事業、ホテル供給、投資不動産開発など幅広い不動産事業を展開。今回の連携によって、日本エスコンの物件仕入力、収益物件の企画開発力とSQUEEZEのクラウド型ホテル運営ソリューションとの相乗効果を狙う。

SQUEEZE は、これまで総額約13億円の資金調達を行い、クラウド型ホテル運営ソリューションのコンセプトを確立し、効率化を実現する宿泊事業者向け運営SaaSである「suitebook」を開発。約2,500室への導入、人材採用、オペレーションの確立、約10棟の次世代型ホテルの運営を行ってきた。