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新たな環境配慮型ホテルブランドが登場、プリファード・ホテルが国連SDGs指標達成など加盟要件で、15カ国24軒でスタート

プリファード・ホテル・グループは、 新たにサステナブルホテルブランドとして「ビヨンド・グリーン(Beyond Green)」を立ち上げる。「環境に配慮したオペレーション」「自然と文化遺産の保護」「地域社会の社会的・経済的な発展に貢献」の3つの柱を実践するホテルを集めたブランドとして、立ち上げ時は15カ国の24軒の独立系ホテル、リゾート、ロッジで構成される。

ビヨンド・グリーンは、2021年第1四半期に正式展開を開始。それに合わせて、「StayBeyondGreen.com」を暫定的に開設する。また、加盟ホテルは、2021年初頭に発表される共通のGDSチェーンコード(旅行会社がBtoBで予約する際に必要なコード)でも予約可能となるほか、プリファード・ホテル・グループのマスターGDSチェーンコードと連動する。

ビヨンド グリーンへの加盟条件は、世界的なサステナブルツーリズム基準と国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿った50以上の指標を達成していることが求められる。たとえば、2年に1度の現地調査、環境事業全体の管理、二酸化炭素排出量の削減を含む目標設定、ペットボトルの廃止と使い捨てプラスチックの削減、生物多様性の保全支援や 自然生息地の修復と保護など。

当初加盟施設は以下の通り

ボツワナのモンボ・キャンプ(報道資料より)