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赤羽国交大臣、観光産業に新たな支援策、GoToトラベルのキャンセル事務経費、1件最大4000円支援

国土交通省の赤羽一嘉大臣は2021年2月19日、新型コロナ感染再拡大によるGoToトラベル事業の一時停止が長期化していることに伴う観光産業への追加の支援策を発表した。GoToトラベルの一時停止による予約キャンセルを受けた旅行会社や宿泊施設に対し、事務経費としてキャンセル見合い支援総額の10%、1件あたり最大4000円を支給する。

全国一斉停止については、すでにキャンセルを受けた事業者に対して旅行代金の最大50%(上限2万円)を補償しているが、今回の支援策は、こうした補償額に10%分を上乗せする内容。たとえば、1件の予約キャンセルで1万円の補償を受ける予定だった場合、1000円が上乗せされる。GoToトラベル事業一時停止によって、地域共通クーポンの回収、振込手数料などの事務費用の負担が相当に上ると、事業者から声が上がっていたのが背景だという。

赤羽氏はこのほか、GoToトラベル事業停止期間中に感染拡大防止策の強化に一層取り組む事業者に対する支援策も講じているとしており、詳細は後日発表する。