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ロサンゼルス、市内ホテル向けに公衆衛生検証プログラム、基準の透明性高めて旅行者に安心感を提供

米ロサンゼルス観光局は、市内の50室以上のホテルすべてに対して公衆衛生での安全性を検証するプログラム「Sharecare VERIFIED」を立ち上げると発表した。これは、デジタル健康企業のSharecareとフォーブス・トラベル・ガイドとの協力によって実施されるもの。

ロサンゼルスのホテルはすべて、市が策定した公衆衛生ガイドラインに従うことが求められているが、ホテルブランドや商品カテゴリーによって、その手順やプログラムが異なるが現状。観光局としては、Sharecare VERIFIEDを導入することで、公衆衛生基準の透明性を高め、旅行者や旅行会社により安心感を提供していきたい考えだ。

Sharecare VERIFIEDには、公衆衛生手順について、清掃、換気、ソーシャル・ディスタンス、ゲストエクスペリエンス、宿泊者とのコミュニケーションなどで360項目を超える基準を設定。各ホテルは、最新の健康安全基準を遵守するために、継続的に公衆衛生手順を検証することが求められる。

Sharecare VERIFIEDの基準を満たしてるホテルは認証シールを受け取ることができる。すべてのホテルの検証は今年4月30日までに完了する予定だ。

ロサンゼルスの新規感染者数は現在落ち着いており、市内では収容人数を限定した上で、美術館、国内レストラン、テーマパーク、スポーツ観戦が再開されている。