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JR東日本、新幹線の予約状況データで乗合タクシー配車、夏の津軽観光で実証実験

東日本旅客鉄道(JR東日本)盛岡支社は2021年8月の一部週末とお盆期間中、新幹線の予約状況などのデータに基づき配車する乗合タクシー運行の実証実験を実施する。

JR東日本スタートアップ、電脳交通、奥津軽観光と連携。新幹線とタクシーを組み合わせたシームレスな移動提供を図る。新幹線の予約状況データを活用する実証実験は、2021年3月に行われた山形新幹線の米沢駅の事例に次いで2例目。

JR東日本は2019年から夏期間に新幹線「はやぶさ1号」に合わせて津軽半島観光に便利な津軽線臨時旅客列車を運転しているが、今年は臨時列車の運転ができない日の代替交通として、奥津軽いまべつ駅から龍飛崎方面へ乗合タクシーを運行する。

奥津軽いまべつ駅降車の「はやぶさ1号」における新幹線予約状況などのデータを活用し、電脳交通が乗合タクシーの利用人数を予測することで最適な配車を行う。利用金額は1人1回あたり500円。往路で乗車した旅行者のみ復路も利用できる。

報道資料より