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JR東日本グループ、「沿線まるごとホテル」を事業化へ、滞在型観光の推進へ

JR東日本スタートアップは、地方創生プロデュースを手がける「さとゆめ」と資本業務提携で合意した。さとゆめは、2020年度のJR東日本スタートアッププログラムの採択企業。沿線全体をホテルに見立てる活性化事業「沿線まるごとホテル」の実証実験をJR東日本八王子支社とともに取り組んでおり、資本業務提携により、「沿線まるごとホテル」の事業化、新規事業、JR東日本グループの沿線の活性化を推進する。

「沿線まるごとホテル」は、「1つの鉄道(⻘梅線)、2つの駅(⽩丸駅、奥多摩駅)、3つの集落(奥多摩町⽩丸集落・境集落、小菅村中組集落)」を楽しむ体験・宿泊プランとして2021年2~4月に1泊2食・体験付き1人2万9700円で販売したところ、早期に完売。アンケートでも高評価を得たことから、事業化によるマイクロツーリズム、滞在型観光の促進を進める。また、その他の事業領域でも、さとゆめが手がけるコンサルティング事業や人材育成事業のノウハウを活用した協業を検討する。