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奄美群島「伝泊」、国際的エコラベル「グリーンキー」取得、環境配慮で評価

奄美群島でまちづくりに取り組む「伝泊」は、2022年2月、運営する宿泊施設が国際的なエコラベル「グリーンキー(Green Key)」を獲得した。

グリーンキーとは、環境に配慮したホテル、レストラン、キャンプ場などに付与される国際的なエコラベル。1994年、デンマークのホテルに対する制度としてスタートし、現在、66カ国や地域、約3100以上の施設が取得している。水・エネルギー消費の削減、 廃棄物の減量、オーガニック商品の活用など、94項目の基準のうち80以上の基準を満たすことが要件となっている。

日本では伝泊のほか、「ホテルリッチ&ガーデン酒田」(山形県)、「扉温泉 明神館」(長野県)、「別邸 仙寿庵」(群馬県)が取得している。

伝泊は、新築の宿泊施設(「伝泊 The Beachfront MIJORA」)、改修をコンセプトにした宿泊施設(「伝泊 古民家(笠利地区のみ)」「伝泊 奄美 ホテル」「伝泊 フレンドリー」)のカテゴリーごとに、一般部門と15部屋以下小規模部門の2つのエコラベルを取得。同社は今回を機に、今まで以上に環境への取り組みを続けたいとしている。