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JALなどワンワールドの航空会社、持続可能な航空燃料(SAF)を共同購入へ、原料は非食用トウモロコシ

JALをはじめ、アラスカ航空、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、カタール航空のワンワールドアライアンスメンバーは、米コロラド州にある再生可能燃料製造会社のGevo Inc.(ジーボ)社から持続可能な航空燃料(SAF)を購入すると発表した。

2027年からの5年間にアライアンス全体で合計約75万キロリットルのSAFを調達する計画で、JALはロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港、サンディエゴ国際空港発の定期便に搭載する予定。

ジーボ社は、トウモロコシの産地であるミネソタ州で非食用トウモロコシを原料にガソリン、SAF、ディーゼルを製造した実績があり、今後も原料が豊富な米国中西部に生産地点を増やし、SAFの生産規模を向上させる計画。

JALは、2021-2025年度 JALグループ中期経営計画において、2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて2025年に全燃料搭載量の1%、2030年に10%をSAFに置き換えることを発表している。