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タイ、入国時のPCR検査を廃止、5月1日から出発前・到着後とも

タイ政府観光庁によると、同国ではワクチン接種を完了した海外旅行者について、出発前および到着後のPCR検査を2022年5月1日から廃止する。タイ到着後そのまま国内を自由に移動することが可能になる。

入国にあたっては、ワクチン接種証明および最低保障額1万ドル(約128万円)の海外旅行保険の加入とともに、オンライン申請書「タイランド・パス」への登録が必要。最低保障額はこれまでの2万ドル(約256万円)から引き下げられた。

一方、ワクチン未接種者については、ワクチン接種完了者と同様にPCR検査は廃止されるが、到着後5日間の自主隔離が求められ、5日目にPCR検査を受ける必要がある。また、隔離5日間のホテル予約、最低保障額1万ドルの海外旅行保険の加入とともに、「タイランド・パス」への登録が求められる。

ただし、ワクチン未接種でも、出発72時間前以内にPCR検査を受け、その陰性証明を「タイランド・パス」へ登録した旅行者は例外とし、ワクチン接種完了者と同様の扱いとなる。

※ドル円換算は1ドル128円でトラベルボイス編集部が算出