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観光庁、「観光地の再生」「高付加価値化」で全国52地域を採択、街づくり、景観整備、関係人口創出など伴走支援

観光庁は、「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」の第2回地域計画について、全国52地域を採択した。この事業は、観光地再生に向けた意欲のある地域において、観光地再生の専門家派遣の支援(伴走支援)を実施し、地域とともに観光地再生に向けた計画作りを進めるもの。

小樽市では、「小樽運河周辺エリア及び朝里川温泉」で、市内への宿泊を促す目的で、市内中心部の宿泊施設でのラグジュアリルームの整備や、朝里川温泉郷における豊かな自然と調和したロッジ・温泉施設の改修などを実施する。

山形県尾花沢市では、「銀山温泉」で、大正浪漫を感じることのできる温泉街づくりを目指し、宿泊施設のロビーの改修、遊休施設の歴史写真展示施設への転換、街中の足湯の整備などを実施する。

群馬県草津町では、「草津温泉」で、湯畑を中心とした街並みの再整備を行うため、景観を損ねる廃屋撤去、観光施設の看板改修、宿泊施設の外観改修などを実施する。

香川県琴平町では、「琴平町エリア」で、「こんぴらさん」のお膝元にある「こんぴら温泉郷」において、特に個人客・若年層における「ファン」「リピーター」「関係人口」の創出を目指した新たな魅力づくりに向けて、老朽化した施設の廃屋撤去や宿泊施設の外観改修などを推進する。

採択された52地域は以下のとおり。

採択案件一覧

※団体名/所在地/計画地域

観光庁:採択された52地域(PDFファイル)