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都道府県の住民「持続度」ランキング2022発表、首位は3年連続で沖縄、上位は九州地方が独占

ブランド総合研究所はこのほど、「第4回地域の持続性調査2022」をインターネットで実施し、その結果を明らかにした。これは、各都道府県の住民に対して、幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度の4つの指標を数値化し、その平均値を地域の「持続度」として算出したもの。

調査の結果、地域の持続性を評価する持続度が最も高かったのは沖縄県(78.8点)で3年連続1位となった。幸福度、愛着度、定住意欲度の3つ指標で1位、生活満足度についても2位となり、すべての指標において高い評価を得た。

上位4県では、2位に福岡県(77.4点)。生活満足度では1位、愛着度と定住意欲度では2位となり、前年より順位を1つ上げた。3位は同率で宮崎県と鹿児島県(75.7点)。宮崎県は前年9位、 鹿児島県は同12位から大きく順位を上げた。特に鹿児島県は、幸福度が2位(前年15位)、 愛着度が3位(同5位)と急上昇。ブランド総合研究所では、 2021年7月に奄美大島が世界自然遺産に登録されたことも影響しているのではないかと分析している。

持続度の伸びが最も大きかったのは、和歌山県で3.3点増加。 次いで2位佐賀県、3位鹿児島県、4位大分県、6位宮崎県が続き、九州地方の指数が大きく伸びる結果となった。

報道資料より