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マカオ、今後のIR会社の投資は9割以上がカジノ以外のプロジェクトに、6社総額2兆円の投資で合意【外電】

マカオは、MGMチャイナ、ギャラクシー・エンターテインメント、サンズ・チャイナ、メルコリゾーツ、ウィン・マカオ、SJMホールディングスのカジノ運営6社とのカジノライセンスを10年間延長した。6社は、今後総額で150億ドル(約2兆円)を投資することでも合意。その90%以上がカジノ以外の事業に投下されることになる。

新しい契約は2023年1月1日に発効。マカオ政府によると、海外からの旅行者の獲得と、カジノ以外のプロジェクト開発に約135億ドル(約1.8兆円)が投じられるという。

近年、マカオではカジノ以外の観光資源を多様化することを目指してきた。マカオの国内総生産の60%がカジノ部門から生み出されてきたが、中国政府のゼロコロナ政策によって、カジノ運営会社は2020年3月以降毎月数百万ドルを失ってきたという。

マカオ政府は12月上旬から入国後の指定施設内での隔離を廃止。現在は、5日間の自宅隔離、さらに3日間は出国を制限する対策に切り替えている。

※ドル円換算は1ドル131円でトラベルボイス編集部が算出

※編集部注:この記事は、米・観光専門ニュースメディア「スキフト(skift)」から届いた英文記事を、同社との提携に基づいてトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。

オリジナル記事: Macau Casino Companies Pledge Over $13 Billion Investment on Non-Gaming Activities

著者:Peden Doma Bhutia氏