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JR東日本、駅店舗「駅たびコンシェルジュ」を地域共創コラボの拠点に、慶應大学と連携で

JR東日本と慶應義塾大学SFC研究所は、地域課題の解決や地域の活性化に向けた連携を実施する。 JR東日本の主な駅に所在する「駅たびコンシェルジュ」を、両者の地域共創におけるコラボレーションの拠点「SFC×JREコラボレーション&トライアル・ラボ」に。地域の多様な主体や組織とともに、地域課題を解決するための検討やSFC研究所の「地域おこし研究員」などによる実践的な研究プロジェクトを展開する。

連携第1弾としては、「駅たびコンシェルジュ」で「STACON EAST 2023春」を開催。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの教授や地域おこし研究員経験者が講師となり、「慶應義塾大学SFC研究所&地域おこし研究員から学ぶ地域共創の実践」と題した各講座を開講する。

JR東日本では同社の旅行販売のデジタル化にあわせて2021年3月に新形態の店舗「JR東日本 駅たびコンシェルジュ」の第1号店舗をJR川崎駅とJR秋田駅に開業。旅行販売を担っていた駅の店舗ですでに営業を終了した「びゅうプラザ」から転換を図っていた。現在、「駅たびコンシェルジュ」は全25店舗(休業中店舗含む)。今後は、自治体と連携し、実践的に地域共創に取り組む研究プロジェクトを推進する予定。