
今年で創立100周年を迎えるデルタ航空は、機内プロダクト(運賃)の名称を再編する。「デルタ・メイン(旧メインキャビン)」、「デルタ・コンフォート(旧デルタ コンフォート+」、「デルタ・ファースト(旧ファーストクラス)」、「デルタ・プレミアムセレクト」、「デルタ・ワン」の5つのカテゴリーに分類するもの。
従来の最安値運賃「ベーシックエコノミー」の運賃クラスは、デルタ・メイン(エコノミークラス)に統合。さらに、2025年10月1日以降、デルタ・メインにベーシック、クラシック、エクストラの3つのオプションを加える。
デルタ・メイン・ベーシックは、デルタ航空の最安値運賃。従来のベーシックエコノミー航空券と同様に、基本的なデルタ航空の特典を利用することができるが、座席指定はチェックイン後のみ、搭乗時の順番は遅いゾーン、キャンセル時には一部eクレジットへの変換手数料が必要となる。また、マイルまたはメダリオン会員資格取得必要ドル(MQD)の獲得は不可、デルタ スカイクラブの利用は不可などの制限がある。
デルタ・メイン・クラシックは、MQDを獲得することが可能。1ドル(税別)につき 5マイル獲得、キャンセル時はeクレジットに交換、当日スタンバイ可能で座席指定もできる。
デルタ・メイン・エクストラは、MQDのほか、1ドル(税別)あたり7マイルのマイルを獲得することが可能。キャンセルの際は支払い方法に応じた払い戻しのほか、クラシックと同様に当日スタンバイも可能になる。
デルタ・コンフォート、デルタ・プレミアム、デルタ・ワンにも、それぞれクラシックとエクストラが用意される。
(左から)ベーシック、クラシック、エクストラ(報道資料より)