世界中からタビナカ関連事業者が集まる年に一度の国際会議、「アライバル360」が2025年9月30日から10月3日まで、米国ワシントンDCで開催される。

アライバル360は、旅行先での体験アクティビティ、現地ツアー、観光アトラクション施設など、タビナカ領域にフォーカスした国際カンファレンスで、毎年秋に米国で開催されている。2025年はワシントンDCのゲイロード・ナショナル・ホテルが会場となる。

2025年秋のアライバル360で取り上げるテーマは、人口動態やデジタル改革などに伴う世界的な未来につながるトレンド、消費者から支持される価値創造の工夫、収益や業務効率アップに貢献するAI活用、経営安定につながる予約テックや新ツール、流通チャネルの最適化戦略など。

各セッションに登壇予定のスピーカーは、GetYourGuideのブランド責任者、アナ・キャシュマン氏、ブランドUSAの最高AI責任者（CAIO）兼イノベーション担当SVP、ジャネット・ルーシュ氏、Viator社長のぺピン・リバーズ氏、アライバル共同創業者兼CEOのダグラス・クインビー氏、同共同創業者兼COOのブルース・ロサード氏など、多数の参加が予定されている。

「タビナカ」分野のプロフェッショナルとの交流の機会に

主催会社であるアライバルは、アライバル360に参加するメリットについて、まず、現在進行形で起きているトレンドや課題と、それに対処するための実行可能なインサイトを得られることを挙げる。今年のアライバル360でも、AI改革から地政学的なリスク、最新の消費者動向などについて、アライバルが独自に実施したリサーチの分析結果をもとに考察していく。

さらに、先進的な挑戦に取り組むタビナカ事業者による講演や、参加型ワークショップなど、具体的な事例や戦略について学ぶ機会であること、そして人と人がつながるネットワーキングの場も、世界中から例年、アライバル360に多くの人々が参加している理由だ。グローバル展開するオペレーター、販売事業者、旅行テックの専門家らと直接、話すことで、変化の激しい時代の中で、自社ビジネスを常に軌道修正していくためのヒントが得られる。

同時に、世界のプロフェッショナルたちの情熱を感じ、旅行をより良く変革していこうという機運に触発される稀有な機会になると同社ではアピールしている。

アライバルではタビナカ産業について「（景気、技術改革、政情不安など）未来への岐路に差し掛かっている今こそ、チャンスの時でもある」と訴え、示唆に富んだ議論の場へ、多くの旅行関係者の参加を呼びかけている。

開催概要は以下のとおり。

開催概要

• イベント：ARIVAL 360 | Washington DC
• 日時：2025年9月30～10月3日
• 開催地：Gaylord National Resort & Convention Center 201 Waterfront Street National Harbor, MD 20745, US

• 特設サイト「Arival 360｜Arival 360｜Washington, DC 2025」 

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