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東京・丸の内で、今後のまちづくりへ社会実験、暑さ対策や、24時間の交通規制で「滞留」と「回遊」の創出など

東京・丸の内で「Marunouchi Street Park 2025 Summer」が2025年9月5日~ 9月21日にかけて実施される。丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法を検証する社会実験として2019年からおこなわれ、今回で14回目となる。

今年は、景観と機能を調和・融合させる「Blending the Streetscape(ブレンディング ザ ストリートスケープ)」をコンセプトに、丸の内仲通り沿道の飲食施設との連携による歩車道のシームレス化に加えて、テーブルやベンチ、芝生や植栽プランターを設置し、緑と道路を一体的に繋げる景観づくりを進める。

また、全3ブロック(約300メートル)の道路空間に24時間の交通規制をかけることで、「滞留」と「回遊」を創出する試みも実施する。

さらに、暑さ対策として、日光を90%遮断して涼しい空間を創出する日除けシェード、屋外客席エリアにエアコン設置、遮熱効果のある人工芝を敷設する。

このほか、9月14日~16日には、東京2025世界陸上競技選手権大会オフィシャルパートナーであるアシックスジャパンが、世界陸上応援企画として陸上競技トラック仕様の空間を提供する。