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東武ホテル、沿線で放置された竹林整備で、オリジナルの「純国産メンマ」製造、都内ホテルで販売

東武ホテルマネジメントが、地域資源の有効活用と持続可能な観光振興の一環として、放置竹林整備から着想を得た「純国産メンマ」製造プロジェクトを推進している。鬼怒川と成田地区の放置竹林を活用し、タケノコの収穫から製造、味付け、パッケージングまで、すべての工程をホテルスタッフが手作業でおこなった純国産メンマを製造。醤油風味と四川山椒風味の2種類を用意し、東武ホテルレバント東京の中国料理店「竹園」で土産物として販売する。

同プロジェクトは沿線の安全性向上、景観改善を目的とした竹林の伐採・間伐活動を地域と協働で進めるなかで、自然に生えるタケノコの有効活用の可能性を見出したのがきっかけ。

メンマの純国産品は日本で約1%しか流通していないが、2024年にホテルオリジナルの商品化に成功した。2025年は約1200キロのタケノコを収穫し、自社スタッフでメンマを製造した。

ホテルスタッフによるメンマ製造の様子:報道資料より