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シンガポール航空、非航空サービスの日常利用でも会員クレジット加算へ、新たな特典航空券オプションも

シンガポール航空は、ライフスタイル・リワードプログラム「KrisFlyer(クリスフライヤー)」を刷新する。

2025年9月1日からは、シンガポール航空グループの非航空サービスを日常的に利用した際も、PPSクラブまたはクリスフライヤー・エリートステータスの取得・更新に必要なステータスクレジットが加算される。PPSクラブは、シンガポール航空の上位会員制度。一方で、クリスフライヤー会員は、誰でも無料で加入できるマイレージプログラム。対象となるサービスは、シンガポールおよびオーストラリアでの「Kris+」でのショッピングや飲食、「KrisShop」での購入、「Pelago」での体験型アクティビティ予約となる。

具体的には、PPSクラブ会員は、3シンガポールドルの利用ごとに1PPSバリューを獲得。クリスフライヤー会員は、1シンガポールドルの利用ごとに1エリートマイルとなる。

非航空サービスで獲得したPPSバリューおよびエリートマイルは、それぞれPPSリワードおよびクリスフライヤーマイルストーン・リワードの達成にも加算。上限を超えたPPSバリューは、ソリティアPPSクラブやPPSクラブ会員など会員のステータスに応じた上限まで「リザーブバリュー」として保持することができる。

また、2025年11月1日からは、新たな特典航空券の選択肢「アクセス」を導入する。これにより、クリスフライヤー会員は希望のフライトに空席があれば、クリスフライヤー・マイルを利用し、即時に座席を予約することができるようになる。必要なマイル数は空席状況により変動する。

さらに、シンガポール航空、スターアライアンス各社、および提携航空会社を対象とした特典航空券およびアップグレードに必要なマイル数を改定する。