
静岡県磐田市は、明治安田J2リーグに所属するジュビロ磐田と連携し、東京圏在住者を対象とした移住体験1泊2日ツアーを2025年10月18、19日に開催する。ツアーにはすでに移住している人やジュビロサポーターとの交流、ヤマハスタジアムでの試合観戦、住居、公園、商業施設の見学などを盛り込んだ。ジュビロ磐田と連携することで磐田市が“スポーツのまち”であることを印象づけるとともに、首都圏からの移住促進を図る。東京圏には約2万3000人のジュビロ磐田サポーターがいると推計されている。
参加条件は東京、神奈川、埼玉、千葉在住で、磐田市への移住に興味があり、ジュビロ磐田のファンやサポーター。ツアー料金は、市内移動のバス代、宿泊代、1日目の昼食・2日目の朝食代、試合観戦のチケット代込みで大人1万円、子ども(小学生以下)は8000円。
同様のツアーは、2024年にも開催しており、参加者からは「子育て世代の先輩移住者と話ができてよかった」「移住についてはぼんやりと考えていたが、仕事、市の環境を実際に見て、どの点を重視しようかなど具体化された」といった声が寄せられているという。
これまでも磐田市とジュビロ磐田は連携し、市内小学生のホームゲーム一斉観戦、メモリアルマラソンといった地域との交流をおこなっている。