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日本観光振興協会、DMOガイドライン改訂に対応する研修プログラム、中核人材、実務人材向けの2コース

日本観光振興協会は、新たな研修プログラムとして「観光地経営人材認証(Dスタディ)」を開発した。人材の知識や技能・スキルを一定程度担保できるものにすることで、観光地経営に取り組む多様な人材の底上げを図る。

同プログラムは、2025年3月に改正された「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」に対応するもの。観光庁はDMOの新登録要件として、観光地域づくりに必要なスキルを持つ人材を3名以上専任で配置するとともに各種研修の受講実績を求めており、Dスタディは「観光地域づくり法人の中核・実務人材向け研修」として観光庁に選定されている。

研修は「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン改正の解説動画」、「観光DX研修動画」、「必修」、「選択必修」、「地域事例研究」の5つで構成。実務人材向けと中核人材向けの2コースを用意しており、中核人材向けは「地域マネジメント」、「観光地マーケティング」、「組織マネジメント」の3分野から1つを選択する。

Eラーニング形式で動画視聴後、確認テストに合格した受講者には修了証を発行する。