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アコー、アジアで新たな上級サブスクを開始、年会費は299ドル、会員制度や予約プラットフォームと統合

アコーは、新たなプレミアム・グローバル・トラベル・サブスクリプション「ALL Accor+ Explorer」の提供を開始した。2026年に新たな市場への進出を目指すアコーにとって、ALL Accor+ Explorerは初のグローバルブランドとなる。

ALL Accor+ Explorerは、既存の有料サブスクリプション「ALL Accor+」をさらに進化させたもので、ラグジュアリー旅行者、ビジネス旅行者、デジタルノマド、カップルやファミリーまであらゆる旅行層に訴求する。年会費は299ドル(約4万5000円)。会員1人あたり年間平均712ドル(約10万5000円)の宿泊費と飲食費を節約することが可能だという。

具体的には、2泊分の無料宿泊特典(Stay Plus Free Nights)、宿泊料金15%割引、アジア太平洋地域のレストランで最大30%、バーで15%の飲食割引などを提供。また、会員全員にALL Accor Goldステータス(年間30泊相当)が付与される。

また、アコーの無料会員プログラム、予約プラットフォーム「ALL Accor」と完全統合し、会員は、予約から特典の適用、ポイントやステータスの追跡、特典の交換まで、すべてを1つのプラットフォームとアプリでシームレスに管理することができる。特典は、アジア太平洋地域の25以上のアコーホテルブランドで利用することが可能になる。

※ドル円換算は1ドル150円でトラベルボイス編集部が算出