世界大手ホテルチェーンのアコーと、投資ファンドのペイシャンスキャピタルグループ(PCG)は、長野県「斑尾高原ホテル」と新潟県「ライムリゾート妙高」の2施設をアコーの高級ホテルブランド「Mギャラリーコレクション」として展開すると発表した。両社は戦略的パートナーシップを結んでおり、協業により斑尾と妙高の国際的な認知度向上や集客を強化する。日本でのMギャラリーブランドは、「ホテル創成札幌」に続くものとなる。
Mギャラリー・ホテル・コレクションは、世界の個性的な高級ブティックホテルを厳選したコレクション。世界で120軒以上、展開している。同ブランドで初めて日本の雪山に展開する「斑尾高原ホテル Mギャラリーコレクション」は、既存施設を全面改装し、2027年末にリニューアルオープンする。スタンダード、デラックス、スイートなど全80室を設ける予定。複数レストランや新設のプールバー、温泉、会議施設、ショップなども完備する。
斑尾高原ホテルとライムリゾート妙高は車で約30分の距離にあり、専用シャトルバスで行き来できるようにする。PCGが展開する妙高杉ノ原スキー場や長野デューンズゴルフクラブなどのレジャー施設とも連携する。「ライムリゾート妙高 Mギャラリーコレクション」では、全38室の客室に加え、レストラン、ラウンジカフェ&バー、温泉施設、フィットネスエリア、キッズクラブなどを備える。
斑尾高原スキー場&ホテル