観光庁は、「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律(文化観光推進法)」に基づいて、新たに拠点計画1件、地域計画1件の大臣認定をおこなった。
文化観光推進法では、拠点計画と地域計画を認定し、計画に基づく事業に特別な措置を実施することが定められている。拠点計画では、美術館、博物館、社寺、城郭などの文化資源保存活用施設が対象。地域計画は、文化資源保存活用施設と文化観光推進事業者が立地する自治体と協議会を組織し、その協議会が作成した計画を認定する仕組み。
今回認定された拠点計画は、JR東日本文化創造財団の「MoN Takanawa: The Museum of Narratives (東京都港区)」、地域計画は、山口県萩市の「萩博物館、萩・明倫学舎」。
認定された文化観光拠点施設を中心に、文化についての理解を深める機会の拡大と国内外からの観光客の来訪を促進させ、文化の振興、観光の振興、地域の活性化の好循環を創出していく。
今回を含め、認定は拠点計画42件、地域計画21件の計63件となった。