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中国の春節休暇、人気の海外旅行先はタイ、ロシア、オーストラリア、一方で日中間の航空便は49%減

写真:ロイター通信

2026年2月15日から始まる中国の春節休暇は例年よりも長くなる。そのため、海外旅行者が増えると予想されている。中国の旅行代理店によると、人気の旅行先はロシア、オーストラリア、タイ、韓国などとなっている一方、日本への旅行予約は勢いを失っているという。

今年の春節休暇は例年より1日長い9日間。中国政府は、その期間を含めた40日間の旅行者数は昨年の90億2000万人から95億人に増加し、過去最多になると予想している。

海外旅行はタイが人気に

上海に拠点を置く春秋航空の旅行部門である春秋遊覧副総経理の周衛紅氏は「暖かいタイは海外旅行の目的地として再びトップに返り咲いた」と話す。

海外旅行では、同社のプラットフォームでのロシアへの予約は昨年の2倍以上に増加。北欧への旅行も同様に増加しているという。ロシア旅行の予約増は、ロシア政府による中国人観光客のビザ免除が大きいようだ。

一方、日中間の緊張が続いている中、通常であれば日本を第一の選択肢としていた中国人観光客にとって日本の魅力が失われているという声もある。旅行データプロバイダーのFlight Masterによると、2026年2月2日からの1週間、日中間の航空便は前年同期比で49.2%減少した。

国内旅行では、温暖な地域と雪の多い地域に二分されている。周氏によると、暖かい海南島と長白山北東部への旅行が人気だという。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。