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マリオット、アジア太平洋地域でのホテル新規開業が過去最高の109軒、開発契約ではリニューアルが35%

マリオット・インターナショナルは、2025年にアジア太平洋地域(中国を除く)でのホテル開発が過去最高の実績となった。記録更新は3年連続で、2025年は計109軒が新規開業した。

M&Aを除く自社ブランドの純増を示すオーガニック契約は187件で前年比32%増となった。また、2025年末時点での開発案件は400軒以上、計8万6000室超となった。契約全体のうち、コンバージョン(改装によるブランド変更)は35%、マルチユニット契約(1契約で複数軒の開発)は約30%を占めた。

市場別で契約件数が最も多かったのはインドで、89軒1万2000室超と過去最高を記録。このほか、タイ、ベトナム、マレーシア、日本が上位5市場となった。

また、マリオットは、ラグジュアリー分野を戦略的な重点分野と位置付けている。2025年の同分野のオーガニック契約による客室数は全体の19%を占めた。その中でも、「JWマリオット」「ザ・リッツ・カールトン」「ラグジュアリーコレクション」が多くの契約を獲得した。今後、マレーシアの「JW Marriott Hotel Johor Bahru」(2027年)、スリランカの「Pottuvil, a Ritz-Carlton Reserve」(2032年)、フィジーの「The Ritz-Carlton, Fiji, Namuka Bay」(2032年)などが開業予定だ。

マリオットは今後も、ミッドスケールやライフスタイルなどブランドポートフォリオを多様化させ、旅行者ニーズに応える柔軟でデザイン志向のブランドをアジア太平洋地域全体で展開していく。