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宿泊予約システム「ダイナテック」、滞在中の食事・体験手配と連携 宿泊から付帯サービスまで予約を一体化

宿泊予約システム「DYNA IBE(ダイナ アイビーイー)」を提供するバリューコマース(旧ダイナテック)は、アクティバリューズ社が提供する付帯サービスの予約・手配システム「talkappi ORDER(トーカッピ オーダー)」との連携を開始した。これにより、宿泊予約から滞在中の食事・体験・各種サービスの予約までを一気通貫で提供。宿泊施設の自社予約の強化、業務効率化、付帯収益向上を目指す。

今回の連携により、「DYNA IBE」での宿泊予約完了画面に、付帯サービス予約の導線を表示することが可能となった。ゲストは宿泊予約の流れを止めることなく、夕食の時間指定や貸切風呂、アクティビティ、送迎バスなどの予約をスムーズにおこなえるようになる。

これまで宿泊予約の時点では、レストランのリアルタイムな空き状況に応じた予約受付が難しく、宿泊者はチェックイン時や別途電話などで手配する必要があった。宿泊予約情報がそのまま付帯サービスの利用者情報として反映されるため、ゲストの再入力の手間を省くとともに、施設側での情報照合作業も不要となる。

また、事前に食事やサービスの利用時間を確定できることで、フロントでの案内業務を削減。繁忙期の混雑緩和や、現場オペレーションの効率化にも寄与する。

具体的な活用シーンとしては、レストランの座席・コース予約のほか、記念日のケーキや花束の手配、おせち料理の予約販売、ホテルグッズのオンライン販売などを想定している。一例として、直島のホテル「ベネッセハウス」が本機能を導入。宿泊予約完了後の画面から夕食予約を受け付けることで、現場の負担軽減とゲストの利便性向上を図っている。

バリューコマースは、2025年4月に宿泊システム大手のダイナテックを吸収合併し、トラベルテック事業「DYNATECH」としてブランドを刷新した。今後も自社プロダクトの強化に加え、外部サービスとの連携を深めることで、宿泊業界のDX推進と持続的な利益最大化への貢献を目指す。