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中国の経済にとって観光がますます重要な産業になっているなか、2026年3月に開催された全国人民代表大会で、孫業立文化観光大臣は、旅行の予約、チケット購入、さらには公衆トイレの利用さえも困難になっているなど、中国の観光には依然として多くの課題があると指摘した。
また、孫大臣は、まずは観光客が直面する日常的な問題に焦点を当て、誤解を招く広告や購入の強要など事業者による違法行為を取り締まっていくことを明らかにした。
中国は近年、国内消費の拡大に向けて観光活性化の取り組みを強化。冬季のスポーツやレジャーの機会を拡大しているほか、数十カ国に対して30日間までの観光・出張ビザを免除している。さらに、今年は春節後の連休を1日延長した。
中国の公式統計によると、連休期間中の国内旅行者は、前年よりも9500万人多い5億9600万人に達した。しかし、旅行者の消費意欲は低下している。
一方、2025年の中国へのインバウンド旅行者は前年比17%増の1億5000万人となった。孫大臣によると、インバウンド消費額は188億ドル(約3兆円)を超え、2019年の水準にほぼ回復した。
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