トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

世界大手OTAトリップ・ドットコム、AI利用動向を公開、日本ではタビマエ、アジア各国はタビナカで活用傾向

世界大手OTAトリップ・ドットコム(Trip.com)は、同社が提供するAI旅⾏アシスタントTripGenie(トリップジェニー)の過去3年間の利用データをもとに、世界中の旅⾏者のTripGenie活用実態を明らかにした。活用方法は国や地域によって違いがあり、当初は検索補助ツールとして使用されていたが、現在は旅⾏の計画から予約、現地での意思決定でも活用されるようになっている。

⽇本の旅⾏者は、旅⾏の数週間前から宿泊予約をおこなう慎重なユーザーが多い。TripGenieを、立地・安全性・条件比較など事前の意思決定の精度を高めるために使用する傾向があるという。

香港・シンガポール・マレーシアなどアジアの旅行者は、タビナカのリアルタイムでの利用が多く、現地でのホテル確認、観光検索、インスピレーション取得などに活用されている。

欧米の旅行者は、旅⾏の数週間前からフライトや宿泊に関する事前相談で活用。リスク軽減や安心感を重視した「計画型」の利用が特徴となっている。

全体では約60%の利用をフライト、宿泊、観光などの予約関連が占めている。また、最近では画像を活用したマルチモーダルAIの利用も拡大。メニューや標識、ホテル客室などの画像をもとに質問するケースが増加しており、こうしたユーザーは通常の約2倍の再訪率を示しているという。