写真:dpa(ロイター通信)
イラン情勢の影響で、世界的な中東への聖地巡礼が困難になっている。地政学リスクの影響で中東旅行が減少するなか、スペインでは有名なイースター行列(セマナ・サンタ)を目的に訪れる外国人観光客が例年以上に増えている。
イースター行列とは、キリストの受難と復活を記念する「聖週間」に各地でおこなわれる宗教行事。十字架や聖像を載せた山車を担ぎながら、市街地を練り歩く伝統的な巡行だ。特に、セビリア、コルドバ、マラガ、グラナダなど南部のイースター行列の名所が人気を集めているという。セビリアで聖木曜日の夜から聖金曜日にかけて行われるパレードは、世界でも最大規模で最も有名なもののひとつと言われている。
カトリック国のスペインでは、聖週間はクリスマスよりも重要と位置づけられており、深い信仰心の表れであるパレードは、華やかで色彩豊かな民俗祭としても訪問者を惹きつけている。
スペイン観光省は、2026年の外国人観光客数は前年比で3.5%増加し、計1億人を突破すると見込んでいる。
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