クラウド型宿泊管理システムやホテル運営などを手がけるSQUEEZE(スクイーズ)社は、2026年5月29日、アパートメントホテル「Minn(ミン) 奥浅草」をオープンした。浅草寺から徒歩4分、寺社や老舗飲食店などが点在する下町の奥浅草エリアに立地し、浅草での新たな滞在スタイルを提案する。
「Minn(ミン) 奥浅草」 は、賃貸住宅として開発された建物を用途転換(コンバージョン)して開業したホテル。グループやファミリーなどの多様な宿泊ニーズ、特に増加するインバウンド需要に対応するホテル用の空間に再生した。同社では、収容効率や運営効率を高めることで、不動産価値の向上と宿泊体験の両立を図る新たな宿泊運営モデルの構築を進めている。
客室は、全40室。ダブルサイズのバンクベッド(二段ベッド)を活用することで、1室最大5~9名まで利用可能だ。ミニキッチンや洗濯機も備え、長期滞在のニーズに対応する。
運営面では、同社が開発・提供しているAI搭載のオペレーションプラットフォーム「suitebook」を導入。クラウドレセプションによる遠隔接客や、キーレス運用によるスマートチェックインを採用しており、シームレスな宿泊体験の提供と運営の効率化を図る。
suitebookでは、レベニューマネジメントや経理・会計業務、清掃管理などにも対応しており、物件企画からシステム導入、運営まで、一貫して手掛けることで、需要に応じた価格設定や迅速な運営判断を可能にし、収益拡大につなげている。この仕組みにより、不動産オーナーに対して、的確に宿泊需要やニーズを捉えた収益化モデルを提供する。
同社によると、インバウンドブームが続く昨今は、機関投資家や不動産ファンドが主導する形で、賃貸住宅からホテルへのコンバージョンを望む不動産オーナーが増加。同社に対する引きあいも増えている。オーナー側が、suitebookによって各種の運営実績をリアルタイムで確認できる透明性の高さも、評価を得る要因になっているという。
なお、同社は現在、複数ブランドで全国41施設を運営。このうち、Minnブランドが最大で、特に浅草エリアにおいては今回の「Minn 奥浅草」で5施設目の開業となる。