JALグループは、2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績を取りまとめた。
売上収益は、航空事業、マイル/金融・コマース事業ともに前年を上回り、前年同期比11.2%増の5237億円となり、第1四半期で過去最高収益を達成した。
一方、燃油市況の高騰とともに為替が円安基調で推移したことで燃油費は対前年で大幅に増加。営業費用は同18.7%増の5168億円となった。
これにより、EBITは同72.1%減の127億円、純利益は同80.2%減の53億円を計上した。
国際・国内旅客とも旅客減、収入は増加
セグメント別では、フルサービスキャリア事業は、国際旅客および国内旅客の単価向上、貨物機ネットワーク拡充による貨物需要の獲得などによって、売上収益は同13.8%増の4202億円となった一方、燃油市況高騰の影響によってEBITは前年同期(307億円の黒字)から8億円の赤字となった。
国際旅客では、旅客数は同0.4%減となったものの、旅客収入は同14.4%増の2116億円となった。国内旅客でも旅客数は同2.7%減となったものの、旅客収入は同3.6%増の1390億円となった。
ZIPAIR(ジップエア)およびSPRING JAPAN(スプリング・ジャパン)のLCC事業では、需要の増加によって、売上収益は同6.7%増の324億円と前年を上回ったものの、燃油市況高騰の影響によってEBITは前年同期(42億円の黒字)から1億円の赤字となった。
マイル/金融・コマース事業では、JALカード決済額が増加し、グローバル提携強化によって非航空領域の発行マイル数が伸びたことで、売上収益は同13.3%増の563億円、EBITは同17.6%増の120億円となった。
なお、2027年3月期通期の業績予想に変更はなく、連結売上収益2兆950億円、EBIT1800億円、当期利益1100億円を見込む。