楽楽明細など企業向けクラウドサービスを提供するラクス社は、インターネット決済サービスを展開するROBOT PAYMENTと資本業務提携を結んだ。ラクスは、ROBOT PAYMENTの発行済み株式総数の3.10%を約3億円で取得する。
ROBOT PAYMENTは、請求書発行から決済、入金消込、督促までの業務を自動化し、未回収リスク軽減や業務DXを推進するクラウドサービス「請求管理ロボ」を提供してるが、今回の提携によって、ラクスは「請求管理ロボ」のうち、「集金」「入金確認(消込)」「未収連絡」の機能をOEM製品「楽楽債権管理」として開発し、2026年12月以降に提供を開始する。
これにより、請求書発行に特化した「楽楽明細」と合わせて、請求書発行から債権管理まで一気通貫で対応することが可能になる。
また、ラクスが現在提供している「楽楽債権管理」は「楽楽債権管理Lite」と改称したうえで、簡易的な機能として販売を継続していく。
報道資料より発表の記者会見で、ラクス代表取締役社長の中村崇則氏は、「自社サービスだけでは、顧客ニーズに応えられないところもある。ROBOT PAYMENTの優れた製品力を活かして、債権管理市場を獲得していく」と話し、提携の狙いを説明した。一方、ROBOT PAYMENT代表取締役執行役員CEOの清久健也氏は、ラクスの持つ顧客基盤をもとにした自社製品の拡販に期待を寄せた。
ラクスは、「楽楽債権管理」について、「楽楽明細」既存顧客(中堅・中小企業)を中心に展開し、今後は大企業へ順次拡大していく方針。2029年3月期までに累計1000社への導入を目標として掲げている。