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城西国際大学は2026年9月26日、東京都が実施する「2026年度大学等と連携した観光経営人材育成事業」の一環として、「東京のナイトタイム観光を学ぶ 観光経営人材育成講座」を東京紀尾井町キャンパスで開講しました。
本講座は、東京都内に在住または在勤し、観光関連事業に従事する人を対象としたものです。観光関連事業者の経営力向上と観光産業の活性化を目的に実施されています。同大学は2024年度から、ナイトタイム観光をテーマとした講座の開発に取り組んでおり、2026年度はその最終年度にあたります。
講座は全3日程で構成され、初日の9月26日には、ナイトタイム観光と経済学、ファイナンス、MaaS、行政機関の取り組みをテーマとした4つのプログラムが行われました。
「ナイトタイム観光と経済学」では、小松悟朗准教授が、ナイトタイムエコノミー(NTE)の視点と経済学の手法を用いて、夜間観光に関する論点を整理しました。後半のワークショップでは、受講生がグループに分かれてデータ分析に取り組み、理論と実証の両面からNTEへの理解を深めました。
続く「ナイトタイム観光とファイナンス」には、野村資本市場研究所シニアフェローの関雄太氏が登壇。「観光×不動産ファイナンス」「エンタテイメント×デジタルファイナンス」を切り口に、金融・資本市場の動向について講義し、受講生は観光産業への影響について考えました。
「ナイトタイム観光とMaaS」では、石井伸一教授が深夜バスやオンデマンド交通、シェアモビリティなど、夜の経済を支える移動サービスを取り上げました。国内の主要な民間MaaSの現状を比較しながら、「夜に動く人」と「消費する人」の行動データから、都市の新たな価値を読み解く視点を解説しました。
初日の最後には、受講生がお台場に移動し、2026年3月にオープンした噴水ショー「東京アクアシンフォニー」を見学しました。幅250メートル、高さ150メートルの世界最大級の噴水ショーで、レインボーブリッジを背景に多くの観覧客が集まる様子を確認しました。
受講生は、行政機関が主導するナイトタイム観光の新たなランドマークについて、集客効果や周辺地域への波及を現地で体感しました。
今後は、12月19日に森ビルの取り組みに関する講義と東京都心部でのフィールドワークを実施する予定です。2027年2月6日の最終日には、イールドマネジメントやビジネスプランニング、国際観光の最新トレンドに関する講義と交流会を予定しています。
なお、本講座の受講者募集は終了しています。