ANA、2014年国内線夏ダイヤ、羽田線を増強、青森線も新規開設

全日空(NH)は、「羽田発着枠政策コンテスト」によって2014年サマーダイヤから配分された発着枠を活用して、羽田国内線を増強する。また、羽田以外の路線では、ビジネス・プレジャー双方で利便性の高い伊丹/青森線と札幌/青森線を新規開設する。

また、ANAはあわせて機材計画も発表。ボーイング747−400型およびボンバルディアDHC8−Q300型は2013年度末で全機退役させる。一方、新機種導入となるボーイング787−9型機(国内線仕様)の初号機を2014年夏頃に受領し、年度末までに計3機(国内線仕様2機・国際線仕様1機)を受領する予定だ。

新規開設・増便・再開の路線便数は以下のとおり(いずれも関係当局の認可が前提)。

  • 伊丹/青森 2014年7月1日から3往復/日
  • 札幌/青森 2014年7月1日から2往復/日
  • 羽田/石見 2014年3月30日から1往復/日→2往復/日
  • 羽田/鳥取 2014年3月30日から4往復/日→5往復/日
  • 羽田/函館 2014年3月30日から2往復/日→3往復/日
  • 伊丹/札幌 2014年3月30日から1往復/日→3往復/日(2014年9月1日〜10月25日は4往復/日を予定)*1
  • 伊丹/福島 2014年3月30日から1往復/日→2往復/日*2
  • 伊丹/宮崎 2014年3月30日から5往復/日→6往復/日*2
  • 福岡/仙台 2014年3月30日から1往復/日→2往復/日*2
  • 福岡/石垣 2014年3月30日から10月25日まで1往復/日

*1アイベックスエアラインズ運航便とのコードシェアを開始

*2アイベックスエアラインズ運航便とのコードシェアに変更


新規開設路線の運航スケジュールは以下のとおり。
  • NH1851 伊丹8:15発/青森10:00着/DHC8-Q400
  • NH1853 伊丹11:55発/青森13:40着/DHC8-Q400
  • NH1855 伊丹19:00発/青森20:55着/DHC8-Q400
  • NH1852 青森8:05発/伊丹10:00着/DHC8-Q400
  • NH1854 青森13:10発/伊丹15:05着/DHC8-Q400
  • NH1856 青森17:40発/伊丹19:35着/DHC8-Q400
  • NH1898 札幌11:50発/青森12:40着/DHC8-Q400
  • NH1900 札幌16:15発/青森17:05着/DHC8-Q400
  • NH1897 青森10:30発/札幌11:20着/DHC8-Q400
  • NH1899 青森15:10発/札幌16:00着/DHC8-Q400

減便される路線は以下のとおり。

  • 羽田/米子 2014年6月1日〜9月30日まで6往復/日→5往復/日
  • 伊丹/福岡 2014年3月30日から9〜10往復/日→8往復/日、2014年7月1日から9〜10往復/日→5〜7往復/日
  • 伊丹/仙台 2014年3月30日から8往復/日→7往復/日、2014年7月1日から8往復/日→6往復/日*3
  • 伊丹/新潟 2014年7月1日から6往復/日→5往復/日*4
  • 伊丹/大分 2014年3月30日から4往復/日→3往復/日*4
  • 関西/札幌 2014年3月30日から5往復/日→3往復/日
  • 中部/仙台 2014年3月30日から5往復/日→4往復/日*3
  • 中部/福岡 2014年3月30日から9往復/日→6往復/日*5
  • 札幌/仙台 2014年3月30日から5往復/日→4往復/日*4
  • 福岡/小松 2014年3月30日から4往復/日→3往復/日*4

*3アイベックスエアラインズ運航便とのコードシェアに変更

*4アイベックスエアラインズ運航便とのコードシェアを開始
*5スターフライヤー運航便とのコードシェアを開始


運休する路線は以下のとおり。
  • 羽田/三宅島 2014年4月1日から
  • 成田/広島 2014年3月30日から

参考記事>>>

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