愛媛県、観光資源テーマのネット講座を開始、地元住民との現地交流も

愛媛県は2016年4月より、同県西南部・南予地方の観光資源をネットで学習できる講座「えひめ南予通信大学」を提供する。これは、2016年3月から開催されるイベント「えひめいやしの南予博2016」の一環として行われるもの。愛媛県知事・中村時広氏(写真)が大学長を務める。

講座で学習できるのは、愛媛で養殖された魚(愛育フィッシュ)や真珠、シルク、みかんといった現地の産業資源に加え、県獣の「ニホンカワウソ」。映像やクイズを交えて構成され、1週ごとにテーマを変えて合計5週で終了となる。

また、今回の講座では、全国の受講者が地元の住民とネットで交流する掲示板も提供するほか、ネットアンケートの実施、講座修了後の現地体験会も予定。一方通行の講座ではなく、受講者が現地に足を運んで現地の住民と交流しながら「復習」ができる機会につなげる、双方向コミュニケーション型のプログラムとした点が特徴だ。

なお、このオンライン講座のプラットフォームは、観光庁によるネット通信講座「旅館経営教室」と同じ「gacco」を採用。現地体験会への参加者やクイズで優秀な成績を収めた人には「gacco」の修了証特産品がプレゼントされる予定だ。

以下は、「えひめ南予通信大学」の紹介動画。学習テーマのおもなポイントが確認できる。

関連記事:



みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…