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ルックJTB、2014年10月からの海外ツアーで羽田利用商品の集客5割増へ、年間目標は140万人に下方修正

JTBワールドバケーションズは「ルックJTB」の2014年度下期商品の発売に合わせ、上期の取扱見込みが前年比4%減の64万7000人だと発表した。

景気は回復しつつあるものの、ゴールデンウィークの日並びや消費増税の影響が見られたと説明。今後は、日本人出国者数の推移や現地ホテル価格の高騰、インバウンドの増加に伴う航空座席の競合などの影響を踏まえ、2014年度の目標人数を145万人から140万人に修正し、下期の目標人数を17%増の75万3000人に設定した。これは2011年度比で2%増、2012年度比では5%増の数値だという。

下期商品では、特にハワイ、アジアの販売に力を入れる。下期平均価格は為替変動や現地コストの値上げ分を極力吸収しながらも3%増となったが、ハワイは1%減、アジアは2%減に抑えて値ごろ感ある商品も強化。ハワイで12%増、アジアで27%増と引上げ、全体の目標数の達成を目指す。

また、羽田利用商品は国内線特別運賃設定の効果もあり、国内各地からの利用者も増加していることから、設定数を拡充。人員ベースで50%増を目指す。このほか方面では南米を強化。パンフレットを1冊に集約し、首都圏発着に集中して需要開拓につなげていくほか、注目の高いウユニ塩湖では、新コースも企画した。

このほか、2014年度に手配旅行の市場をねらって設定した新企画「私だけの旅」はニューヨーク、メキシコシティ、韓国の3コースを新たに設定。ダイナミックパッケージの「エアホ」では、乗継便もラインナップに追加し、設定数を拡充する(8月1日発表)。方面別の上期販売人員の見込みと下期の目標は以下の通り。

【ルックJTB 2014年度上期見込み】

方面:人数(千人)/前年比

【ルックJTB 下期目標】