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国内航空11社の欠航率は平均0.8%、ワーストは春秋航空で3.34% ―2015年4~6月(国交省)

国土交通省はこのほど、2015年4~6月の特定本邦航空事業者・航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、本邦11社の平均欠航率は0.83%で、前年同期実績の0.48%より0.35ポイント増となった。

最も欠航率が高かった航空会社は、春秋航空日本(SJO)の3.34%。そのうち機材繰りによる理由が0.61%となっているほか、機材繰り・機材故障・天候以外の理由が2.43%と大部分を占めた。次いで欠航率が高かったのは、スカイネットアジア航空(SNA:1.40%)。そのうち0.76%が機材繰りによるものだった。

このほか欠航率が高い順に、バニラ・エア(VNL:1.08%)、ジェットスター・ジャパン(JJP:0.96%)、AIRDO(ADO:0.91%)となっている。

2015年4月~6月の各航空会社の欠航率は以下のとおり。

国土交通省:報道資料より

国土交通省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は、「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に4半期ごとに発表しているもの。また比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。

情報公開対象となっている特定本邦事業者は以下のとおり。

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