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年末年始の国際線旅客数2016、成田・関空ともに増加傾向、新たな入国ピークにクリスマス前の12月19日

東西2大国際空港の年末年始期間(2015年12月18日~2016年1月3日)の国際線旅客数(予想)が発表された。

成田国際空港の期間中の国際線旅客数(出入国合計)は前年比4.1%増の126万7800人。夏ダイヤ以降の新規就航や増便により、旅客数も増加した。特にハワイやグアムなどのリゾート路線や台湾の人気が高いという。

一方、関西国際空港は21%増の80万8700人で、年末年始期間中では過去最高を記録。方面別では韓国、中国、台湾の順で、韓国のトップは8年連続を更新した。上位3方面はいずれも3割を超える伸び率で推移。その他、オセアニアは13%増、北米が108%増となった以外は前年割れとなった。

出国のピークは成田が12月26日(4万2400人)、1月3日(4万1700人)、12月27日(4万100人)、関空は12月27日(2万7800人)、12月29日(2万7700人)、12月30日(2万7600人)。成田では、年明けの1月3日が2番目に多い結果となった。

入国のピークは成田が1月3日(4万6100人)、1月2日(4万1600人)、12月19日(4万100人)、関空が1月3日(2万8600人)、1月2日(2万5600人)、12月19日(2万4700人)。入国は両空港と日が同じ傾向となり、クリスマス目前の冬休みの始まる頃に3番目のピークが発生した。