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ポケモンGOが観光振興の機能拡充、ゲーム利用の「周遊マップ作り」で自治体を支援、第一弾は京都と福島

ナイアンテックと株式会社ポケモンは2017年2月23日、人気のAR(拡張現実)ゲーム「ポケモンGO(Pokémon GO)」を利用した周遊マップを公開した。国内自治体と共同で展開するもの。周遊マップ作成のためのガイドラインやテンプレート、公認素材などを提供し、地域活性化や観光振興につなげる。

第一弾として、京都府と福島県が周遊マップを作成。福島県では、須賀川市をはじめ県内39市町村で展開予定。京都では天橋立がある宮津市のマップを3月頃に配布予定だ。

一方、ゲーム内では新たな「ポケストップ」や「ジム」を増設し、自治体が活用しやすいように環境整備も進める予定。周遊マップでは、トイレや駐車場、おすすめルートなどに加え、ポケストップやジムの場所も記載されるのが特徴だ。

周遊マップを提供した自治体には、プレイヤーによるゴミ持ち帰りを促進するため、モンスターボールのデザインを使ったゴミ袋を提供するという。