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第3回ジャパン・ツーリズム・アワード受賞団体が決定、大賞は南三陸ホテル観洋の「震災語り部バス」

日本観光振興協会(日観振)と日本旅行業協会(JATA)はこのほど、「第3回ジャパン・ツーリズム・アワード」の受賞結果を発表した。観光業界の発展・拡大への寄与を目的に、国内・海外の団体・組織・企業による持続可能な優れた取り組みを表彰するもの。2017年9月21日から開催される「ツーリズムEXPOジャパン2017」とシナジー効果を図り、会場で表彰式も開催する。※右写真は第2回(2016年)の表彰式の様子

大賞は、南三陸ホテル観洋の「震災を風化させないための語り部バスによる地域交流活性化への取り組み」を選定。震災直後から施設を被災者に提供して地域に寄り添うと同時に、「語り部バス」で震災体験を宿泊客に伝え、防災意識の向上と震災を風化させないための取り組みを評価した。

今年は国連の定める「持続可能な観光国際年」であることから、持続可能な観光への取り組みをテーマに募集。昨年の158件を大きく上回る239件の応募があった。観光関係事業者や団体のみならず、ICT関連企業からもツーリズムの拡大に資する取り組みがあったという。

また、同アワードの特徴として、応募取り組みの継続性や発展性を重視することから、連続応募や連続受賞も可能としている。これを受け、スタービレッジ阿智誘客推進協議会が3年連続で、「国内・訪日領域地域部門賞」を受賞した。

受賞者と各者の取り組みは以下のとおり。

第3回ジャパン・ツーリズム・アワード受賞者一覧

<国内・訪日領域>

<海外領域>

<UNWTO部門賞>