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楽天、大阪でコンドミニアム型民泊施設を開業へ、特区民泊の制度利用で

楽天の民泊事業会社「楽天LIFUL STAY」は2018年9月14日、大阪に「Rakuten Stay×Shamaison 大阪出来島駅前」をオープンする。楽天の民泊・簡易宿所向けのブランド・運用代行サービス「Rakuten STAY」での展開で、同サービス初のコンドミニアムタイプの民泊施設となる。物件オーナーは、賃貸マンションや民泊営業のLea home社。

阪神なんば線出来島駅から徒歩約1分の立地で、大阪の特区民泊制度を利用した民泊施設としてオープン。客室数は29室で、全室にリビングとキッチンを完備する。また、楽天コミュニケーションズの民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」を導入し、スマートロックやタブレットのIoT端末でチェックイン時の本人確認や鍵の管理、宿泊者のサポートを行なう。

建物は積水ハウスの設計・施行で、デザイン監修は楽天LIFUL STAY。和モダンを意識した内装で統一しながら、フロアごとに客室デザインの季節テーマを変えるなど、様々な趣向を凝らした。「Rakuten STAY」のコンセプトルームでは、インテリアの一部にコーポレートカラーのクリムゾンレッドを取り入れているという。

宿泊料金は1室1泊約7840円(税・手数料込)~。ただし、特区民泊施設のため、利用には最低2泊3日以上の滞在が必要。

外観(左上)、「Rakuten STAY」のコンセプトルーム(右上)、エントランス(左下)、「あんしんステイIoT」のタブレット端末(右下)