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JTB、遠隔ロボット技術「テレイグジスタンス」に出資、観光・就労・生活支援サービスなどで協業へ

JTBはこのほど、テレイグジスタンス(遠隔存在)技術を活用したサービス開発をおこなうTelexistance社への出資を決定した。

Telexistance社とJTBは、JTBが出資する「グローバル・ブレイン 6 号投資事業有限責任組合」を通じ、これまでも業務提携を実施。「遠隔旅行」を視野に置く新たな顧客体験の創出可能性などを実証してきた。

今回、新たに資本提携をおこなうことで、Telexistance社の活動をより積極的に支援。同社が持つ独自かつ高い技術力とJTBの事業ネットワークを融合し、遠隔体験など「観光体験サービス」、遠隔就労など「就労機会創出支援関連サービス」、移住促進など「生活支援関連サービス」の分野で協業をおこない、テレイグジスタンス技術の有用性向上と社会実装に取り組んでいく。

テレイグジスタンス技術とは、遠隔地にあるロボットを自分の分身として利用し、人間を時空の制約から解放しようとする概念に基づくもの。JTBとの取り組みでは、2018年9月に「小笠原村の観光資源の体験イベント」を実施。東京・小笠原諸島とその玄関口の竹芝を同技術でつなぐ遠隔旅行体験を提供している。

JTB:報道資料より