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観光庁、富裕層インバウンド誘致の検討委員会開催、ポストコロナ時代に向け受け皿づくり

観光庁は2020年10月5日、第1回「上質なインバウンド観光サービス創出に向けた観光戦略検討委員会」を開催する。新型コロナウイルスの影響で訪日外国人旅行者が大幅に減少する一方、ここ数年で急増し、ポストコロナ時代には大きな可能性があることから、これまで不十分だった富裕層の取り込みに向けた施設整備やコンテンツづくりを今のうちから図るねらい。

委員には、東京女子大学教授の矢ヶ崎紀子氏、小西美術工藝社代表取締役社長のデービッド・アトキンソン氏、パレスホテル専務取締役の渡部勝氏など、幅広い分野の顔ぶれが名を連ねる。第1回は、委員会の検討趣旨と日本政府観光局(JNTO)における富裕旅行市場への取り組み、上質な宿泊施設の誘致について議論する。委員会は今年度中に5回程度の開催を予定している。