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三重県多気市に地方創生の商業施設、4月29日に開業、7月にはHIS系列の宿泊施設もオープン

三重県多気町に日本最大級の商業リゾート「VISON(ヴィソン)」が、2021年4月29日開業する。

アクアイグニス、イオンタウン、ファーストブラザーズ、ロート製薬の4社からなる合同会社「三重故郷創生プロジェクト」が、三重県、多気町、地元大学とともに産官学連携で取り組んでいる事業。東京ドーム24個分の広大な敷地に、ホテル、産直市場、薬草湯、飲食店など約50店舗が出店する大型複合施設が誕生する。全国初のスマートインターチェンジ直結の民間施設としても認可され、スマートインターチェンジも4月29日に開業する。

「VISON」は7月まで3段階に分けて順次オープンする。第1期の4月には、産直市場やスイーツエリア、カフェ、第2期の6月には三重大学とロート製薬が連携した薬草湯を提供する温浴施設や木育エリア、第3期の7月には、H.I.S.ホテルホールディングスと住友林業による宿泊施設のほか、飲食店、オーガニック農園などがそろう予定だ。

H.I.S.ホテルホールディングスと住友林業の新会社による宿泊施設は、自然の雄大な眺めを楽しめるメインホテル155室、カジュアルな滞在ができる旅籠40室、露天風呂付でラグジュアリーな滞在ができるヴィラ6室で構成。ホテル内には、アウトドアショップ「オレンジ」や、エステ、クリニックなどの商業施設も併設される予定。